2017 / 03 / 25

五感でデザインを楽しむ!春合宿で京都に行ってきました。

こんにちは!デザイナーの鈴木です。

今年のdesigning plus nineの春合宿では、3月に2泊3日で京都に行きました。 京都では歴史的な建物をめぐるだけでなく、伝統工芸を体験したり美味しいものを食べたり、五感で京都をエンジョイしてきました。

さらに京都のIT学生コミュニティ「CAMPHOR-」のみなさんと一緒に刺激的な交流会イベントを行いました。

京友禅で京都の文化を体験する

京友禅1

designing plus nineはものづくりを行うことをコンセプトとしているので、合宿では行った先々の伝統工芸を体験して学ぶイベントを盛り込むことが多いです。 今回は元禄時代から続く染色の技法である京友禅の体験を行いました。

体験では、まずメンバーがそれぞれ染めたい素材を選び、型を使って染めていきます。 ハンカチ、トートバッグ、扇子などメンバーは気に入った素材に好きな模様を描いていきました。

京友禅2

私は昨年沖縄に旅行に行ったときに琉球紅型を体験したのですが、京友禅のほうが色の境界での混色が少ないことや、布への染料の塗り方や完成した後の後処理などの違いを比べることができ、興味深かったです。

夜の清水寺を歩く

清水寺では春のこの季節だけ開館時間が長くなり、各所がライトアップされます。 その「夜の特別拝観」に数人のメンバーと行ってきました。

清水寺1

清水寺は途中の参道からライトアップされており、沢山の人で賑わっていました。 時折アングルの良いところで写真を撮りつつ、あとの時間もあったので周りのお店の美味しそうな看板に後ろ髪を引かれながら境内へと向かっていきます。

清水寺2

清水寺は現在大規模な補修作業中で、有名な清水の舞台は作業用の足場で覆われており通常のような景色は楽しむことができません。 しかし、作業用の足場も流石京都の主要なお寺だけあって、景観に配慮してか木製のものが使われているのを見ることができました。

個人的には初めての胎内巡りが思いの外真っ暗でびっくりしたのが強く印象に残っています。

京都のIT学生コミュニティCAMPHOR-のみなさんとの交流イベント

CAMPHOR-1

最終日には、designing plus nine のメンバーの一部と、京大生を中心とした京都の学生コミュニティである CAMPHOR- の方々で交流イベントを行いました。 CAMPHOR-ではCAMPHOR-HOUSEと呼ばれる京都の古民家を利用したコミュニティースペースをオープンしており、今回はそこにお邪魔させていただきました。

CAMPHOR-HOUSEは小さなお庭もありなかなかお洒落で、かつ開発やデザインするのにとても居心地の良いスペースで、designing plus nineでも同じような場所があればと思いました。

▶CAMPHOR- 公式ページ:https://camph.net

CAMPHOR-2

今回のイベントは、「1日でデザイナーとエンジニアが協力してポートフォリオサイトを作る」というなかなかハードなものです笑

まず、3つのグループに分かれてそれぞれが限られた時間内でアイデアを出し合い、形にしていきました。 そして最後に全員でコンセプトや作った成果物を発表しあいました。

かなり時間不足だった感もありますが、コミュニケーションも深まり、優秀なエンジニアの方々と一緒に作業することができたことで、もっとものづくりのスキルを高めていきたいという大きな刺激になりました。 また是非今後もCAMPHOR-のみなさんと交流していきたいと思っています。

まとめ

今回の京都の春合宿ではただ京都観光をするだけでなく、デザインにつながる学びや、CAMPHOR-の方々との交流など収穫の多いものとなりました。 4月の新規メンバー募集の時期に向けてメンバーの仲も深められたと思います。

designing plus nineでは今後も定期的にデザインの学びを得る旅に出ていきたいと思います。