designing plus nine 2016年の夏合宿は箱根!その様子をレポートしました。
こんにちは! デザイナーの小杉です。
designing plus nine では10月1日と10月2日の二日間で箱根へ合宿に行ってきました。 この記事でそんな合宿で訪れた美術館の様子や合宿の模様をレポートしてみたいと思います。
彫刻の森美術館
箱根にはたくさんの美術館がありますが、まず僕たちが向かったのは彫刻の森美術館でした。その名の通り、この美術館では近代や現代の彫刻作品が展示されています。
この彫刻の森美術館、一般的な美術館のように建物の中に整然と作品が並べられているだけではないんですね。 彫刻作品が広々とした野外にもさまざまに展示されているということで驚きました。
美術館の広大な庭に展示された彫刻が箱根の豊かな自然と調和するさまを存分に味わうことができたと思います。
ガラスの森美術館
そして、ガラスの展示で有名な「ガラスの森美術館」にも訪問しました。 美術館の空間に入った瞬間、ガラスを通した光のキラキラがとてもまぶしく感じたのが印象的でした。
この美術館では、庭のあちらこちらにガラスのオブジェが置かれており、太陽の光を跳ね返して非常に綺麗です。建物に入るとそこには美しいヴェネチアングラスの数々が展示されており、他の美術館にはない、幻想的な空間が広がっていました。 また、美術館内の体験工房ではサンドブラストの体験も行いました。サンドブラストとは、表面に砂などの研磨剤を吹き付ける加工法のことで、好きな模様をグラスに付けることができます。今回は、穴の開いたシールを貼ってその上から砂を吹き付けることで、このサンドブラストの体験を行いました。
メンバーそれぞれが個性的なグラスを制作できました。美しいですね!
ポーラ美術館
僕たちが最後に向かった美術館は「ポーラ美術館」です。この美術館には西洋絵画や日本絵画をはじめとして、ガラス工芸や化粧道具のコレクションなど幅広いジャンルの美術品が収蔵されていました。
この美術館は、美術館の建築デザインに特筆すべきところがあると感じました。
たとえば、景観保護のために建物の多くを地下につくっている点。これは、森に自然に溶け込むようなデザインになっています。また、建物の多くの部分にはガラスが用いることも特徴的な点です。ガラスによって外から光を取り入れることによって、空間に透明感を感じる設計になっていると感じました。
このように展示されている作品だけでなく、美術館の建物自体もとても興味深い美術館でした。
合宿では、駒場祭に向けた話し合いも。
また designing plus nine の毎回の合宿では、五月祭や駒場祭など学園祭のデザイン展示について話し合うことが多いです。今回も例に漏れず、宿泊したホテルでは駒場祭に向けた話し合いが盛り上がりました!
今年の駒場祭は「シェア」をテーマとしたカフェを行うということが決まっていました。そこで「どういったカフェにするのか?」「カフェではどんなコーヒーを提供するのか?」などコンセプトから具体的な話までさまざまなテーマで議論が繰り広げられていました。当日まで2か月を切った駒場祭でしたが、それぞれのメンバーが主体的になって議論したことで、面白いアイディアがたくさん生まれたと思います。
まとめ
このように、この合宿では様々な美術作品を見て多くの知見を得られたのはもちろんのこと、メンバー同士の親睦もとても深められたと思います。designing plus nine で毎年展示を行っている五月祭や駒場祭の作品をつくることは一人だけでできませんし、複数人で協力し合ってデザインを行うことも多いです。今後も様々なイベントを通してメンバー同士の仲を深めていきたいと思います。